聖心と本女の偏差値は同程度なのに、出身高校を見るとスクール・カラーの差は歴然

ご存知《ぞんじ》、新聞社系週刊誌の売れ行きがグワーンと伸びる時期を迎えております。「大学合格者高校別一覧」なる企画が掲載されているからでございます。「『朝日ジャーナル』とは違って、近頃《ちかごろ》、読み終わるまでに、たったの五分もかからない

雑誌の“ご推薦”は嘘《うそ》ばかり。 懐《ふところ》を痛め、かつ主観的に、「田中康夫の嫌《きら》いな店」

街中の書店で売ってるレストラン・ガイドやグラビア雑誌の紹介ページで絶賛されているレストランというのがあります。ついつい、それらを参考にして、もちろん期待をした上で、お出かけします。けれども、裏切られてしまうことがあるのです。先日も、そうした

ニューオータニ屋外プールのシーズン・パス値上げは新中産階級への“挑戦”だ

六月一日から九月八日までオープンしているホテルニューオータニの屋外プール・シーズン・パスは、今年、一〇万円というプライスです。多分、心理的サイフに基づく一般的反応は、「高いなあ」。これでしょう。ゴルフ場の会員権が何千万円もし、テニスクラブの

“理念なき雑誌”にあるのはクサい修身

「雑誌としての理念? そんなもの、ありませんね」『フライデー』副編集長の高橋忠義氏は、そう言いました。去年の一一月五日、よく晴れた日の午後のことです。ちょうど、一カ月前、一〇月五日の夜に開かれた有楽町西武のオープニング・パーティーでカメラマ